かに好きな日本人

日本人をはじめとして、かにを好んで食べる人は世界中に大勢います。
日本では、たらばがに、ズワイガニ、毛がに、渡りがに、花咲がに、などを好んで食べますが、そのほかにも海外には日本ではお目にかかれない種類のかにもたくさんいます。
しかし、日本人はなんと言っても、たらばがに、ズワイガニには目が無いようです、刺身、てんぷら、鍋物、ボイル、酢の物、焼きがに、お寿司などなど、日本ならでわの料理で、いろいろなかに料理を楽しむことが出来ます。
かには実に日本料理にピッタリとしており、他の国では味わえないかに料理を堪能できます。

また、かには人にとって貴重な栄養素もタップリと含まれており、アミノ酸がたくさん含まれているのは知られていますが、その他にもタンパク質、ビタミンＢ群、カルシュウム、カリウム、タウリン、亜鉛、が含まれています。
しかし栄養素がいっぱい詰まっているわりには低カロリーですから、かにの食べすぎで太ったという話はあまり聞いたことがありません。

たらばがに、毛蟹、毛がに、渡りがに、花咲がには呼び名が全国的に同じですが、ズワイガニだけは地方によっては呼び名が異なり、北海道や東北地方では「ずわいがに」、関東、北陸や一部山陰地方では「越前がに」、関西、中国地方の山陰では「松葉がに」と呼ばれていますが、これらは全てズワイガニのことを指しています。
しかしズワイガニでも「紅ズワイガニ」と呼ばれるものは、形は似ていてもズワイガニとは少し異なり、大きさも少し小ぶりで色も鮮やかな赤褐色をしており、肉質は少し柔らかくずわいがにと比べても劣っています。
しかし価格の面ではズワイガニと比べると随分安く、最近ではズワイガニの漁獲量が減少傾向にあるのに対して年々増加しているようです。

かには日本人が大好きな食べ物の代表格で、かにが嫌いという人は少ないようです。

カニ取寄